2012.8.3 遠い夏の日の想い出

2012年08月03日

私が子供の頃、父の仕事が忙しかったせいか、あまり夏休みに海や山に連れて行ってもらった記憶がない。

 

しかしあの夏の海水浴だけは私にとって特別であった。

 

それまでの犬かき泳ぎに見よう見まねで覚えたクロールが加わり楽しさが倍増したのである。

 

張り切りすぎて疲れたせいであろうか、それとも海水で口の中が塩からくなったためであろうか。

 

葦簀張りの海の家で食べたかき氷は、ことさら甘露に思えた。『来年の夏はもっともっと泳げるようになる。』
そう父に言ったのを今でも覚えている。

 

今年も海に行ってきた・・・

 

今でも葦簀張りの海の家を見ると、あの遠い夏の日の想い出が心によみがえる。

 

                        by河合 
                          感謝!!

遠い夏の日の想い出

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