2016.3.11  よもやま話②

2016年03月11日

前回、「ハイネ 愛の詩集」の話をしましたが、私ど~も詩集と言うのとは小説と違い,肌が合わず、そのハイネの詩集もほとんど読まずに今まで来ました。

萩原朔太郎中原中也の詩集なんかも手に取りましたが・・・読まず。

がしかし、唯一と言っていいのが 高村光太郎「智恵子抄」です。

 

教科書にもよく載っている有名な詩が目白押し・・・

「智恵子は東京には空がないといふ・・・」の<あどけない話>

「をんなが付属品をすてると・・・」の<あなたはだんだんきれいになる>

智恵子の死後最初に作られたという

「そんなにもあなたはレモンをまっていた・・・」の<レモン哀歌>

そして私が智恵子抄の中で特に胸を打たれた

「あんなに帰りたがってゐた・・・」の<荒涼たる帰宅>

詩音痴の私が最後のフレーズを今でも覚えてるのは智恵子抄のこの詩ぐらいですから・・・。

~外は名月といふ月夜らしい~

 

私同様「詩」が苦手な人には佐藤春夫の「小説智恵子抄」がお薦めです。

智恵子と光太郎の愛とこの詩集が物語として読める本です。

 

こんなえ~言葉はとんと浮かばない ”語り部の木戸” でした。